寒さがつらい今の時期の養生
今の時期は二十四節気の小寒から大寒の間であり、寒さがどんどん増してくる季節ですね。
先日は東京でも雪が降り、しかもすこし積もってびっくりしましたね。。
さて、この寒さがつらい季節、どういった養生が必要かというお話を今日はしていきたいと思います。
寒さは人の身体を温める根本の力を弱てしまうと言われています。起こりやすい症状としては、膝や腰の痛み、夜間頻尿、寒さに弱くなるなど。身体を温める食材を用いることをお勧めします。例えば、羊肉、牛肉、鶏肉など。それに白菜、人参、青菜、ナスなどの緑黄色野菜を一緒にとるとよいです。寒さが特に気になる方は、生姜、長ネギ、シナモンなども併せてつかってください。
逆に脂っこいもの、辛すぎるものはお勧めしません。このような食材は身体の中で不必要な熱を生じて、口内炎、ニキビなどのできもの、便秘などを起こしてしまう可能性があります。
注意点ですが、もちろん、おすすめ食材も食べれば食べるだけ良いと言いうわけではありません。1週間に1,2回で十分と言われています。
また、生活習慣に関してですが、寒さは下から入ってくると言われています。足先、お腹まわりは特に注意してください。腹巻などもおすすめです。また、日本ではあまりなさる方は少ないかもしれませんが、足浴はとてもおすすめです。40℃前後のお湯に足首くらいまでつかり、15~30分程度を目安に使ってください。足浴の際も水分補給を忘れずに。温かい白湯がおすすめです。ただ汗のかきすぎに注意し、汗はきちんとふき取ってくださいね。湯船につかるのとは別に足浴も行っていただくと、身体全体的に温めることが出来ます。少し入浴剤を入れると香もしてとても安らぐことが出来ると思います。
以上、です!寒さに負けないようにしたいですね!